2023/07/18
第862回放送「蛙化現象」
2023年 7月18日 第862回放送
「蛙化現象」
今回の放送では、Z世代が選ぶ2023年上半期の流行語で1位となった「蛙化現象」をテーマとした。蛙化現象という言葉はよく聞くが、実際蛙化現象の正体を知らない人が多いのではないかと考えた。また、蛙化現象の意味合いが変わっていることを疑問に思った。そこで、蛙化現象がどういうものなのか、そして、蛙化現象に悩む人がいるということを伝えたいと思い、番組を制作した。
まず初めに、そもそも蛙化現象というものはどういうものなのかという説明を行った。
蛙化現象は、自分が好意を寄せている相手に好意を持たれると気持ち悪いと感じてしまう現象のことである。だが、最近では相手の嫌な部分や行動を見たら幻滅してしまうことを蛙化現象と呼び、それが流行し、使われているのが現状である。
次に、実際に自分が蛙化現象を勘違いしていた話をし、自分の蛙化現象に対する考えを話した。
私のように蛙化現象というものを、勘違いしていたり、よく知らない人も多いのではないかと考えた。
そこで、学生にインタビューをし、蛙化現象の認知度、意味の認識、経験などを聞いた。
蛙化現象の認知度は高く、蛙化現象の本来の意味を知っている人も多くいたことがわかった。しかし、蛙化現象という言葉や意味を知っていても、経験をしたことがある人は少なく、経験したことのあると答えた方も本来の意味とは少し離れてしまっているのが現状であった。
次に、蛙化現象の経験がある方々にインタビューをした。まずは、蛙化現象を起こした方にインタビューを行った。この方々のインタビューからは、蛙化現象の意味合いが変わることに不信感、あまりよい思いをしていなかったり、恋愛に不安を感じていたり、どちらも蛙化現象というものに本気で悩んでいる様子であった。
そして、その次に蛙化現象を起こされた方にインタビューを行った。蛙化現象を起こした側も苦しい思いをしているが、やはり、蛙化現象を起こされた側はどうすることもできない、悲しくて辛い思いをしている様子であった。
放送のまとめとして、
蚌化現象と聞くと、された側の方が可哀そうと思われがちだが、蛙化現象起こしてしまった側も苦しい思いをしている。だからら蛀化現象を起こしてしまった人の声を聞かずに、鮭化現象をただ、批判するのは良くないと感じた。蛙化現象の意味とか由来を知っていても、理解できない面は多少あると思うが、実際に悩む人は真剣で深刻な悩みであることを知り、蛙化現象というものがどんなものか少しわかることで、少しでも認識が変わったらいいなという思いを話して放送を終了した。
○ディレクター 1年 芹澤梨緒
○パーソナリティー 3年 熊谷賢人 1年 芹澤梨緒
○ミキサー 2年垣尾聡太