2023/10/17
第875回放送「アニマルウェルフェア」
2023/10/17 第875回
「アニマルウェルフェア」
東海大学の農学部でアニマルウェルフェアの取り組みが始まったという話を聞いた。
スーパーでレジ打ちのアルバイトをしており、精肉を見る機会が多いが、精肉になる前の家畜たちがどのような環境にいるかを考えたことがなかったため、頂く命の環境について考えたいと思いこの放送を企画した。
放送ではまず初めに、アニマルウェルフェアとは何なのかということをリスナーに向けて説明した。
次にDがアニマルウェルフェアについて知ったきっかけである、東海大学農学部動物学科の伊藤教授に大学ではアニマルウェルフェアについてどのようなことを学ぶことができるのか、アニマルウェルフェアが浸透していない理由。アニマルウェルフェアに対して私たちができることについて伺った。
さらに、実際にアニマルウェルフェアに取り組んでいる畜産家の方に話を聞きたいと思い。秋田県にあるポークランドグループの豊下さんに、アニマルウェルフェアをはじめた理由やどんなことをしているのかを伺った。
アニマルウェルフェアに積極的に取り組んでいる畜産家さんがいる一方で、土地面積や生産安定性を考えると、すぐにアニマルウェルフェアに取り組むことのできない畜産家の方がいることも分かった。
アニマルウェルフェアといっても様々なやり方や考え方がある。命を頂く上で動物とどう向き合うのかを考えなければならない。
私たちがアニマルウェルフェアに対してできることは、アニマルウェルフェアに取り組んでいる商品を購入することであるが、それだけでなくアニマルウェルフェアについて知り、考えてみることもできることである。
今回の放送では、アニマルウェルフェアについてリスナーの方に詳しく知ってもらう必要があるため、情報量が多くなってしまったことが反省点である。
パーソナリティ 3年 野中文渚
2年 垣尾聡太
ミキサー 1年 芹澤梨緒